星野英正プロデュースのプロ・アマペア大会 武井壮出場も優勝かなわず「もう一度同じ組でリベンジしにきたい」


18番、バーディーパットを決めて、手を挙げて喜ぶ武井壮 (カメラ・馬場 秀則)

18番、バーディーパットを決めて、手を挙げて喜ぶ武井壮 (カメラ・馬場 秀則)

 「スクランブルゴルフチャンピオンシップin 神戸」(パー72)が9日、神戸市内のABCゴルフ倶楽部で行われた。プロ同士、アマ同士で、男女問わないダブルスで競う今大会は藤本佳則=国際スポーツ振興協会=、皆本祐介=ウィズワン=の「Team ライオンケミカル」がトータル58で優勝。賞金200万円を手に入れた。元陸上十種競技日本王者でタレントの武井壮も市原建彦=神崎CC=とのタッグで参加。トータル69で34位となったが、武井は「来年ももう一度同じ組でリベンジしにきたい」と早くも次回大会に闘志を燃やした。

 出場のきっかけは「星野プロからオファーいただいて、僕がゴルフを始めた時にアメリカ留学で同期の市原建彦くんと組んで欲しいということで快諾して。(星野プロは)ユーチューブでもお世話になっていて僕の好きなプロの1人なので二つ返事でした」と大会のプロデュースに携わっている星野英正=フリー=からの声かけがあったと明かした。出場する、というだけでも注目は集まるが「別に盛り上げるとかよりもプレーでしっかり戦えるようになるのが目標。もう一段階上にいきたいと常に思っている」と向上心は尽きない。かつて石川遼が池に足を突っ込みながらアプローチショットを放った18番ホールでは、その大きな池を飛び越えてグリーンに乗せるナイスショット。「タツ(市原)がいいところまでティーショットで運んでくれて『じゃあ、俺ピン狙うわ』ってバツーンって打ったら少し風にやられながらなんとか耐えた。恐れず攻めました」と持ち前のパワーをさく裂させた。

 2023年には毎日500球、年間で約15万球を打つほどの努力で「人生で一番いいゴルフができた年になった」と話した“百獣の王”。5月には52歳を迎えるが、その1年をベースに体作りから始めていくとし「必ず一度はプロとしてティーグラウンドに立つというのを人生の目標にしている。50代ちょっと楽しみにしていてください。必ず仕上げます」と大きな野望へ目をギラつかせていた。

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