
4番、ティーショットを放ち、険しい表情で打球を見つめる石川遼(カメラ・渡辺 了文)
◆男子プロゴルフツアー開幕戦 東建ホームメイトカップ 第3日(12日、三重・東建多度CC名古屋=7069ヤード、パー71)
首位と4打差5位から出た石川遼(カシオ)は2バーディー、3ボギーの72と落とし、通算7アンダーの20位に後退した。この日のパット数は「31」。ホールアウト後には「グリーン上が難しかった。ロングパットもショートしたり、オーバーしたりの繰り返しだったし、ラインも自分が思ったより全部曲がっていた。ライン読みが難しかった。正解はもう一本外側だった」と悔しさをのぞかせた。
課題となったグリーン上は8、11番で3パット。6、7番でも2・5メートルのバーディーバットを決めることができなかった。初日は25パットと好調だったが、日々変化したグリーンコンディションへの対応に苦戦。首位との差は10打に広がった。
最終日は悪天候予報。中止もあり得るが、「やるつもりで準備することに越したことはない。とにかくギリギリまで、できることを準備したい。明日やりたいこともあるんですけど、反省もあるので、まずはしっかり練習して備えたい」と練習場へ直行。上位浮上へきっかけを求めた。