19歳の飛ばし屋ルーキー入谷響が首位浮上 同じく新人の中村心も3位 今季新人の一番乗り優勝争う


4番ティーショットを放つ入谷響(カメラ・今西 淳)

4番ティーショットを放つ入谷響(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン第2日(12日、埼玉・石坂GC=6585ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)

 第1日(11日)に雷雲接近のために順延された第1ラウンド(R)の未消化分と第2Rが行われた。

 19歳のルーキー入谷響(加賀電子)が第2Rを7バーディー、3ボギーの68で回り、通算9アンダーで首位に立った。新人ながら今季ここまで平均飛距離ランクが堂々の1位(257・82ヤード)。身長160センチ、体重75キロの鍛えた体で時には300ヤードもぶっ飛ばす。今季ルーキーの一番乗りの優勝に向けて「もちろん、優勝を目指してプレーしますけど、優勝を意識しすぎると、縮こまってしまう。自分のやれることをやります」と新人らしく元気よく話した。

 1打差の2位は安田祐香(NEC)。

 2打差の3位に蛭田みな美(ユアサ商事)、韓国のペ・ソンウ(大和地所)、さらに新人の中村心(ヤマエグループHD)が続く。中村は「同期の中で一番、先に勝ちたい気持ちはあります」と意欲を示した。

 前年覇者の阿部未悠(ミネベアミツミ)は通算イーブンパーの49位で、ぎりぎりで予選通過した。

 昨季の日本女子ツアー年間女王で今季から米女子ツアーを主戦場に移し、今季の日本女子ツアー初戦の竹田麗央(ヤマエグループHD)は通算3オーバーの74位で予選落ちした。

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