松山英樹は3オーバーでホールアウト「明日につながる後半になった」 第2ラウンドで巻き返しへ


◆男子プロゴルフツアー メジャー最終戦 全英オープン 第1日(17日、英ロイヤルポートラッシュGC=7381ヤード、パー71)

 第1ラウンドが行われ、11度目の出場となる松山英樹(LEXUS)は2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー74でホールアウトした。U―NEXT(ユーネクスト)のインタビューに応じ「なかなか練習の時のようないいショットが打てなくて苦しんだけど、後半2つバーディーを取ることができたし、明日につながるような後半になったんじゃないかなと思う」と振り返った。

 1番でグリーン左バンカーからの第3打を3メートル弱に運び、沈めてパーでスタートしたが、前半は一度もフェアウェーを捉えることができないままホールを重ねていった。8番では第1打を右バンカーに入れ、フェアウェーからの第3打はグリーン左に跳ね、深いラフへ。4オン2パットのダブルボギーを喫した。

 後半は7ホール中5ホールでティーショットをフェアウェーに運び、12番パー5でこの日初めてのバーディーを奪うと、17番で2メートル弱のチャンスを決めきった。14番ではグリーン左の深いバンカーからの第3打を2メートルに寄せ、パーをセーブ。「順位も順位だし、パーを拾わないと上位に行けないと思っていた。いいバンカーショットが打てた」と語った。

 5時間半を要した長い一日の後半、粘りのプレーを続けた。ポートラッシュ開催は2019年以来。同年は予選落ちしただけに、開幕前には「全部良くないと上位にはいけない」と難コースを警戒していた。第2ラウンドに向けて「粘り強く一つでも多くバーディーを取って頑張りたい」と巻き返しを誓った。

 金谷拓実(SOMPOひまわり生命)は71、初出場の阿久津未来也(フリー)は78で初日のプレーを終えた。日本勢は河本力(大和証券)、星野陸也(興和)、今平周吾(ロピア)の6人が出場している。

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