ゴルフ場支配人の福士明嘉さんが熊除けの爆竹を鳴らす（カメラ・今西 淳）
◇女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 第２日（１８日、宮城・仙台クラシックＧＣ＝６６４２ヤード、パー７２）
女子プロゴルフツアーの新規大会「明治安田レディス」が無観客で開幕した。
会場の宮城県富谷市の仙台クラシックＧＣで開幕前日の１６日のプロアマ戦がクマの目撃情報があったため中止し、１７日の第１日の競技も中止。１７日にコースを巡回した猟友会は「クマの足跡は若干あるものの、居住性は見受けられず、コース内にクマがいる可能性は極めて低い」と判断し、開催が決まった。
日程は当初の４日間から３日間に短縮され、第２日となったこの日は第１ラウンドがスタートした。安全対策として、午前５時ごろにコース内で爆竹を鳴らした。監視員や緊急避難用車両を配置し、外周でラジオで音を鳴らすなど７つの対策を徹底する。
午前６時３０分から競技が始まった。第１組で１番からティーオフした都玲華（大東建託）、中村心（ヤマエグループＨＤ）はともにバーディー発進。第２組の青木香奈子（マイナビ）、吉田鈴（大東建託）らが笑顔でスタートした。