
1番スタート前に笑顔を見せる川崎春花(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー KKT杯バンテリンレディス 第1日(18日、熊本・熊本空港CC=6565ヤード、パー72)
第1ラウンドが行われ、今季6戦目で初出場した川崎春花(村田製作所)は3バーディー、3ボギーでイーブンパーの72で終えた。
3月の開幕直前に一部週刊誌でキャディーとの不倫疑惑を報じられ、前週まで5戦連続で欠場。復帰初戦でファンから「頑張れ~」と声援を受ける中、「緊張してた」という1番でパー発進。2番でボギーをたたいたが、6番で第2打を約2メートルにつけて初バーディーを奪った。9番、14番でボギーをたたいたが、16番は7メートル、17番は10メートルのバーディーパットをねじこんだ。
川崎は「あまり慣れていない感じで、残り距離との番手や風の読みが全然できていないと感じながらのプレーだった」と総括。一方、7番でグリーン左に大きく外し、約50ヤードの第3打目を約2メートルに寄せてパーセーブしたプレーは「100点かなと思う」と自画自賛した。
18ホールを回ったのは、2~3月のフォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権(台湾)以来、1か月半ぶり。17日は涙ながらに騒動を謝罪したが、今季初戦で温かい拍手や歓声を浴び「うれしかった」と笑みを浮かべた。
復帰初戦を終え「自分の中でも上出来だった。少し疲れたけど、思ってたよりも疲労は少ない」と好感触。第2日目に向けて「ショットに不安がある中でのプレーだった。今から練習して、不安を消して臨みたい」と意気込んだ。