岩井明愛は5オーバーからカムバック 「ピンに刺すショットがたくさん打てた」 イーブンパーで暫定34位


◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権 第1日(24日、米テキサス州・カールトンウッズ・クラブ=6911ヤード、パー72)

 第1ラウンドは雷雲接近のため競技が中断していたが、天候回復が見込めずサスペンデッドとなった。前週2位の岩井明愛(あきえ、ホンダ)は5バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの72で回り、首位と7打差の暫定34位とした。ホールアウト後、中継局のインタビューに応じ「前半、慌ただしかった。ティーショットが木にかかったり、ミスショットもあったので5オーバーだった。後半は切り替えて、うまくピンに刺していくようなショットがたくさん打てた。パットも入ってくれたので良かった」とカムバックに笑みを浮かべた。

 10番から出て14番でボギー先行に。15番ではティーショットが池につかまるなど、5オン2パットでトリプルボギーに。17番も落とし、5オーバーで折り返したが、後半に流れを変えた。1番の第2打に「アゲンストで、ピン位置も手前。思い切ってピンまで打ったショットが気持ちよかった」と手応えをつかみ、2~3メートルのチャンスを次々と決め、4連続バーディーを奪った。8番パー5を2オン2パットでバーディーとし、イーブンパーで初日を終えた。

 午前スタートのこの日はフェアウェーやグリーンが湿り、ランが出にくかった。風が吹き、コンディションの変化が予想される午後組の第2ラウンドへ「明日は転がるようになると思うので、打つ番手をキャディーさんと話しながらやっていきたい」と見据えた。

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