
プロアマ戦でショットを放つ工藤遥加(カメラ・今西 淳)
◆日本女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ プロアマ戦(7日、茨城・茨城GC東C=6675ヤード、パー72、報知新聞社後援)
3月のアクサレディスでツアー初優勝を飾った工藤遥加(加賀電子)がプロアマ戦で18ホールを回り、8日の開幕に備えた。「グリーンがすごく速くて、乾いてくるとすごく難易度が上がる。風で攻め方も全然変わってくるので、しっかり状況を判断しながらやりたい」とメジャーの難コースを警戒した。
前週のパナソニックオープンは予選落ち。スイングでの微妙なズレを自覚しており、今週は開幕前に中島弘二コーチに見てもらいながら修正に努めた。「アプローチとパターの勝負かなと思う。無理な攻めはせずに、しっかりコツコツと、スコアを積み重ねたい」と口にした。
大会に過去6度出場し、すべて決勝ラウンドに進んでいる。昨年は36位だった。5日は父でプロ野球・ソフトバンク元監督の工藤公康氏の62歳の誕生日だった。「まだお祝いできていないので、大会が終わったらしたい。いい結果をプレゼントできるように頑張りたい」と笑顔で意気込みを語った。