優勝カップとサロンパスカップを持ち笑顔を見せる申ジエ（カメラ・山崎 賢人）
◆女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日（１１日、茨城ＧＣ東Ｃ＝６６７５ヤード、パー７２、報知新聞社後援）
２０１８年覇者で２打差２位から出た３７歳の申ジエ（韓国）が７３で回り、通算７アンダーで並んだ藤田さいき（ＪＢＳ）とのプレーオフを１ホール目で制し、１３年の茂木宏美の３６歳１７日を上回る大会史上最年長優勝。西コースでの開催だった１８年に続き、大会初となる「東西制覇」を達成。国内メジャー５勝目は２３年アース・モンダミンカップ以来となる日本ツアー通算２９勝目で、７人目の永久シード入りに王手をかけた。
優勝賞金２４００万円を獲得し、生涯獲得賞金は１４億７１５万８０７１円に。ツアー初となる１４億円の大台突破を果たした。優勝会見で「今まで頑張ってついてきた記録。周りの皆さんのおかげで、このようないい大会がたくさんあって、私たちがプレーできる環境があるから、その記録ができたと思う。後輩たちが、今のいい環境で頑張って、早く超えて欲しいです」と語った。