◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第1日(29日、ウィスコンシン州・エリンヒルズ=6829ヤード、パー72)
メジャー第2戦が開幕し、昨年大会2位の渋野日向子(サントリー)は6バーディー、4ボギーの2アンダー70で初日を終えた。
出だしの10番パー4は3パットでボギー発進としたが、11番で約3メートルに寄せてバウンスバック。13番は5メートル、14番は6メートルのバーディーパットを決めた。18番パー5はグリーン手前のバンカーから第3打を約2メートルにつけてバーディーを奪い、首位で折り返した。
後半は1番で3パットでボギーを打ったが、3番、4番で連続バーディー。5番は第1打を左に曲げ、6番はグリーン右のバンカーに打ち込んで連続ボギーをたたいた。最後の3ホールはパーとし、ホールアウト時点では6位だった。
渋野は大会を中継するU―NEXTのインタビューに応じ、初日のプレーを振り返った。
◇渋野日向子・一問一答
―早い午前6時56分のスタートだった。準備の難しさは
「昨日は7時くらいには布団に入って寝てたので、朝はスッとではないですけど、3時に起きました」
―初日は2アンダーで回った。自己評価は
「このスコアで回れるとはあまり思ってなかったし、今でもこのショット力でなんでこんなスコアが出たんだろうとは思うけど、ラッキーなパッティングがすごく多かった一日だったと思うし、前半パー5で2個取れたし、3パットも2回あったけど、なんとか耐えたかなという感じです」
―前半はドライバーがほぼフェアウェーをキープしていた
「本当に前半だけだった。後半、ダフって200(ヤード)飛ばないショットが出てからボロボロ…。その前から怪しいなと思うショットが多かったので、そこで出てしまったのはすごくショックではあったけど、ボギーで済んだのが良かった。次のホールもボギーしてしまったのがもったいなかったけど、そこで耐えられてよかった」
―15番もパーセーブした
「思い出せないです(笑い)。基本的にはキャディーさんと相談して、奥の傾斜を使うとか話をしながらショットを打ってるので、基本的には悔いの残らない番手を選べたと思うので、そういう結果になった」
―後半は崩れながらも我慢した。自身の成長は
「笑うしかないショットが多かった。パッティングが何とか、1メートルから1・5メートルくらいのが入ってボギーやパーで済んだのがあった。成長はしてないんじゃないかな」
―渋野らしい強気のパットが見られた
「最初(10番)も4パットに近い3パットだったので、またやるんかなと思いながらだったけど、打ててる分、そんなに深くは考えてなかったし、次にバウンスバックで取れた。パッティングは本当に比較的打ててるなと思ったので、それが続けばいいかなと思います」
―ショット時に何回か手を離すシーンがあった
「ふがいないショットをお見せしまくってしまったので、すごい恥ずかしいです。直すところはたくさんある。インサイドから入りすぎてダフるというのは多かったので、そこの修正をしっかりしたい」
―明日に向けて
「明日はまたコンディションも違ってくると思うので、しっかり切り替えて、明日に向けて整えます」