◇米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン 第1日(29日、ウィスコンシン州・エリンヒルズ=6829ヤード、パー72)
メジャー第2戦が開幕し、米ツアー本格参戦1年目で3勝目を狙う竹田麗央(ヤマエグループHD)が6バーディー、2ボギーの4アンダー68で回り、キム・アリム(韓国)ら5人と並ぶ首位で発進した。
2年連続2度目の出場となった竹田は前半の14番、16番とバーディーが先行。17番と後半の2番でボギーを打ったが、ともにバウンスバックし、スコアを伸ばした。竹田はホールアウト後に会見し、「すごくいいラウンドだった」と振り返った。
◇竹田麗央・一問一答
―初日を4アンダーで終えた
「スタートホールがちょっとピンチだったけど、長いパーパットが入ったので、それからバーディーが先行してすごくいいラウンドだった」
―このコースの印象は
「距離が長いとまず思ったのと、木がないのですごく風の影響を受けやすいと思った」
―バーディーをたくさん決めた。大変なゲームは好きか
「伸ばし合いよりは、こういうメジャーみたいなセッティングが好き」
―この大会に来た時、自身への期待は。忍耐強さは18ホールを回ってどう変わったか
「メジャー大会なので、すごく楽しみにしていた。プレー中は本当に忍耐強くプレーすることが大事なので、チャンスが来るまでは待つ感じで我慢強くプレーしたいと思う」
―皆さん、スコアを見て大変なコースだと恐怖感を感じる。実際にプレーしてどうだったか
「今日はピンポジションも難しいところがあり、途中のホールは難しかったけど、パー5やチャンスホールもあり、そこでしっかりバーディーが取れて良かった」
―日本から米国のLPGAでプレーする移行過程で難しいことは
「日本のコースとはセッティングも違うし、日本より難しいので、最初は慣れるのに苦戦した。でも、慣れてきたら自分のプレーにも集中できるようになった」
―ゴルフ以外の私生活は
「移動距離はすごく長いけど、アメリカは楽しいです」
―昨年、全米女子オープンでデビュー。今年はどれくらい大会に慣れて力を発揮できたか
「去年は初めてで、どういう雰囲気かも分からずにプレーしてたけど、今年はだいぶ試合数も出て、去年より慣れてプレーできてる。そこが違うと思う」