
3番でバーディーを奪い声援に応える都玲華(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー ニチレイレディス 第2日(21日、千葉・袖ケ浦CC新袖C=6594ヤード、パー72)
4位で出た21歳ルーキーの都玲華(大東建託)は3バーディー、3ボギーの72と伸ばせず、通算4アンダーの15位に後退した。
トップと2打差の4位発進を決めて臨んだ2日目。前半の2番でボギーを打った後、3番でバウンスバックに成功した。8番で1つ落として折り返した後半は14番、15番で連続バーディー。だが、直後の16番でボギーをたたき、勢いが失速した。
今週は敏腕キャディーの串田雅実氏と初タッグを組んでいる。「都、行くぞ!と言ってくれて、要所・要所でいいショットを気合入れて打てただけに、それをスコアにつなげられなかったのがもったいなかった。2~3ヤードくらいのバーディーパットを決めきれなかったのが3回くらいあった」と振り返った。
特に、連続バーディー後の16番はアプローチをピン奥へ外して寄せきれず。「しょうもないボギーだった。自分をぶん殴りたくなるようなボギーを打ってしまった」と悔やんだ。それでも「いいシーンもあったから、悪いところをつなげられれば上位もいけると思う。この殻を早く破りたい」と口にした。
同じルーキーの首位・入谷響(加賀電子)とは8打差。最終日に向けて「優勝はちょっと厳しいかもしれないけど、トップ5に入りたい。そこを目指して頑張りたい」と前を向いた。