笑顔を見せながらラウンドする仲村果乃(カメラ・今西 淳)
◇女子プロゴルフツアー 明治安田レディス 第２日（１９日、宮城・仙台クラシックＧＣ＝６６４２ヤード、パー７２）
クマの目撃情報があった影響で、３日間短縮競技となった新規大会の第２ラウンドが無観客で行われ、前半スタート組がホールアウトした。
プロ３年目でツアー未勝利の仲村果乃（フリー）が３位で出て１イーグル、５バーディー、１ボギーの６６と伸ばして通算１２アンダーとし、ホールアウト時点で佐藤心結（みゆ、ニトリ）と並ぶ首位に浮上した。
１３番は１メートル、１４番は２メートル、１５番は５メートルに乗せて３連続バーディー。直後の１６番パー５は残り２１３ヤードの第２打を３ウッドで狙い、ピンそば３メートルにつけてイーグルを奪った。「狙ったところに打てた。うまくいけばイーグル取れるな～くらいの気持ちでいって３メートルについたので、これは入れなきゃと思った」と振り返った。
ホールインワンを達成した第１日に続き、高精度のショットを連発。前半は６つ伸ばした一方、後半はパープレーで終えた。「前半はすごくいい感じでショットがかみ合っていたけど、後半はちょっと左に左にいってかみ合わなかった分、スコアを伸ばせなかった」と反省した。
２日連続の６６と好スコアで首位に浮上。京都市出身の２４歳は最終日に向けて「いつもどおり、マイペースでやるのはすごく大事だと思うけど、大事なところはグッと引き締めてプレーしたい」と見据えた。