
1966年8月、日本プロゴルフ選手権でティーショットを放つ河野光隆さん
日本プロゴルフ協会(PGA)は25日、国内男子ツアー5勝(うちメジャー2勝)の河野光隆(こうの・みつたか)さんが18日午後1時24分に死去したと発表した。83歳だった。葬儀は近親者で行った。
神奈川・横浜市出身の河野さんは1963年にPGA入会。23歳だった65年のメジャー大会、日本プロ選手権でプロ初優勝を飾り、翌66年は2連覇を果たした。その後は67年の読売国際オープン、69年のチャンピオンズトーナメント、70年の長野オープンで優勝。また、66、67年にはワールドカップ代表にも選ばれた。
兄で男子プロゴルファーの河野高明さんは67、68年の日本シリーズ連覇など通算21勝(国内17勝、海外4勝)と活躍し、2010年に70歳で死去した。