川崎春花、2連覇へ「感覚は少しずつ良くなってる」 昨年優勝副賞の重機は能登復興へ寄付


CATレディースゴルフ プロアマ戦で笑顔を見せる前年大会覇者の川崎春花(カメラ・今西 淳)

CATレディースゴルフ プロアマ戦で笑顔を見せる前年大会覇者の川崎春花(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー CATレディース プロアマ戦(21日、神奈川・大箱根CC=6652ヤード、パー72)

 昨年優勝の川崎春花(村田製作所)は21日、プロアマ戦で最終調整し、2連覇がかかる今大会へ意気込みを語った。

 今季は16試合に出場し、予選落ちが7回。一方、2週前の北海道meijiカップで9位に入るなど、徐々に調子を上げている。「全体的に見るとあまり良くないけど、自分の感覚は少しずつ良くなってきている。毎週課題が出てきたり、良くなったりの繰り返しで、去年に比べると成績は良くないし、全然だけど、あまり気にせずやっています」と笑みを浮かべた。

 昨年大会は初日から首位を守る“完全優勝”でツアー通算5勝目を挙げた。優勝の副賞として贈られた、日本キャタピラーの重機については「(震災の被害があった石川県の)能登に(所属の)村田製作所さんと寄付しました。村田製作所さんの工場も北陸にあるということだったので。微力だと思うけど、良かったと思います」と思いを明かした。

 昨年大会を「けっこうバーディーが自分的にはたくさん取れた」と振り返ったが、「改めて回って、グリーンのスピードも出ているし、ラフも深くて、スポッと埋まりやすいので難しく感じました。(グリーンは)去年も速かったけど、改めて来てやっぱり早いなと感じました」と川崎。今季初優勝&通算6勝目に向けて、攻略のイメージを膨らませた。

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