
笑顔を見せながら9番グリーンに向かう渋野日向子(カメラ・今西 淳)
◆国内女子プロゴルフツアー 富士通レディース 第1日(17日、千葉・東急セブンハンドレッドC=6697ヤード、パー72)
2週連続で国内ツアーに出場している渋野日向子(サントリー)が前半で4バーディー、ボギーなしと4つ伸ばし、4アンダーの首位で折り返した。
大勢のギャラリーが詰めかける中、出だし1番で7メートル、2番で5メートルをねじ込んで連続バーディー発進。3番でバンカーからのアプローチを50センチに寄せてパーを拾うと、6番でグリーン左前のラフからチップインバーディー。7番パー5も第3打のアプローチを1メートルに寄せ、連続で伸ばした。
7か月ぶりに国内参戦した前週のスタンレーレディスホンダは、日米ツアー5戦連続の予選落ち。不調のパッティングを「今まで型にとらわれずに感性でやってきたけど、科学的なものが必要だと思った」と、14日に福岡市のスタジオに通ってパッティングの指導を受けた。開幕前日には「(パットを)信じて打つこと。予選を通りたい」と語っていたが、初日の前半でいきなり成果を見せた。