
1番でティーショットを打つ吉田泰基(カメラ・高木 恵)
◆国内男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 第3日(1日、千葉・成田ヒルズCC=7137ヤード、パー71)
選手会主催の新規大会の第3ラウンドが行われ、2打差2位で出た27歳の吉田泰基(東広野GC)は6バーディー、1ボギーの66で回り通算13アンダー。逆転での初優勝をかけ、トップと3打差の2位で最終日を迎える。「今日伸び悩むかなと思っていたので、前半アンダーパーで回れたことは感触的に良かった」と振り返った。
連続バーディーでムービングデーをスタートすると、8番ではグリーン手前からチップインバーディー。9番パー5は5メートル近い距離を沈め、単独首位で折り返した。「トップに立ったからどうというのはなくて、自分の中ではとりあえずバーディーチャンスにつけて頑張ろうということだけを思っていた」と冷静だった。16番でグリーン左ラフからの第3打が乗らず、この日初のボギーを喫したが、3打差にとどまった。
3月に元ゴルフ選手の宮崎樹里さんと結婚。12月に挙式を予定している。「結婚式までに1勝」を目標に掲げている。「今週はあまりイライラすることなく、バーディーを取ってもそんなに喜ぶこともなく、平常心を保てている。明日もできるように頑張りたい」。最終組の1つ前から、プレッシャーをかけていく。

