
10番ティーショットを放つ佐藤大平(カメラ・宮崎 亮太)
◆国内男子プロゴルフツアー フォーティネット・プレーヤーズ・カップ 最終日(2日、千葉・成田ヒルズCC=7137ヤード、パー71)
プロ10年目の32歳、佐藤大平(クリヤマHD)が逃げ切りツアー初優勝。選手会主催の新規大会の初代王者に輝いた。7バーディー、3ボギーの67で回り、通算20アンダーだった。
優勝インタビューでは「初代チャンピオンはうれしい。ここで満足せずに2勝、3勝とできればいいなと思って、この大会を弾みにして頑張りたい。初優勝できるのかなって本当に思っていた。こんなに長くかかるものなのかなと。本当にうれしい」と喜びを語った。
後続に3打差をつけて迎えた最終日。連続バーディーでスタートすると、危なげないプレーでリードを守った。今季の男子ツアーは、史上最多となる10人目の初優勝者が誕生した。
◆佐藤 大平(さとう・たいへい) 1993年7月9日、兵庫・宝塚市生まれ。32歳。東北福祉大卒。8歳からゴルフを始める。中山五月台中3年の2008年に全国中学選手権優勝。茨城・水城高に進み10、11年に関東高校選手権連覇。15年12月にプロ転向。18年下部ツアー賞金王。昨季の賞金ランキングは18位。174センチ、72キロ。
▼今季生まれた初優勝者
・生源寺龍憲(東建ホームメイトカップ)
・小西たかのり(前沢杯)
・金子駆大(関西オープン)
・清水大成(日本プロ選手権)
・阿久津未来也(ミズノオープン)
・小斉平優和(Sansan・KBCオーガスタ)
・長野泰雅(ロピアフジサンケイクラシック)
・勝俣陵(パナソニックオープン)
・下家秀琉(バンテリン東海クラシック)
・佐藤大平(フォーティネット・プレーヤーズ・カップ)

