最初の2ホールで3アンダーの超ロケットスタート 岩井明愛が13位から猛追も2打届かず2位


4番ティーショットを放つ岩井明愛(カメラ・今西 淳)

4番ティーショットを放つ岩井明愛(カメラ・今西 淳)

◆女子プロゴルフツアー 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン最終日(12日、埼玉・石坂GC=6580ヤード、パー72、報知新聞社など特別協力)

 首位でスタートした台湾の呉佳晏(ウー・チャイェン、Hon Hai Foxconn)が、5バーディー、3ボギーの70で回り、通算10アンダーで今季初勝利。昨年11月の大王製紙エリエールレディスに続くツアー通算2勝目を挙げた。2打差の2位は岩井明愛(あきえ、ホンダ)と佐久間朱莉(大東建託)だった。

 米女子ツアーを主戦場とする岩井明愛と千怜(ちさと、ホンダ)の双子姉妹は、開幕戦のダイキンオーキッドレディス(3月)以来、今季2度目の日本ツアー参戦。地元の埼玉県出身の岩井ツインズには多くのギャラリーが、そのプレーを追いかけた。

 最終日では、姉の明愛が大きな見せ場をつくった。首位と4打差の13位からスタートすると、1番パー5でイーグル、さらに2番パー4でバーディー。最初の2ホールでスコアを三つも伸ばし、一気に優勝争いに加わった。

 後半の15、16番でもバーディーを重ね、大逆転優勝も見えてきた。

 17番パー5はチャンスホール。持ち味の飛距離を生かして、2打でグリーン手前まで運んだ。しかし、第3打をピンに寄せきれず、約3メートルのバーディーパットも外した。ここで、流れが止まり、最終的に、優勝した呉に2打及ばずに2位惜敗となった。

 日本ツアー7勝目を逃したが、明愛は笑顔で今大会を振り返った。

 「楽しかったですね。地元の埼玉開催ということもあって、たくさんのゴルフファンの皆さんが応援してくださって、最終日もすごいいい組み合わせで、佐久間さん、竹田さんといい雰囲気で回れたと思います。普段、米ツアーでは、こんなに多くの人がいる中でプレーすることがないので、たくさん観客の中でプレーできて本当に幸せでしたね」

 家族の応援も力になったという。「毎日、母がおにぎりとお弁当を作ってくれてすごいパワーになりました」と感謝した。

 来週以降、再び、米ツアーで勝負する。再来週にはメジャーのシェブロン選手権(23~26日)が待っている。「今大会の3日を通して、今後の課題も見えました。絶対に今後、生かしたい」と意欲たっぷりに話して、コースを後にした。

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