◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 最終日(12日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7565ヤード、パー72)
【オーガスタ(米ジョージア州)12日=星野浩司】 ロリー・マキロイ(英国)が史上4人目の大会2連覇を飾った。首位で出ると5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算12アンダー。初日から首位を守る完全優勝で、歴代最高額の優勝賞金450万ドル(約7億2000万円)を獲得した。マキロイは「去年が間違いではなかったことを証明できた」と喜びを語った。
キャメロン・ヤング(米国)と並ぶ通算11アンダーの首位で迎えた最終日。3番でバーディー先行した後の4番でダブルボギー、6番でボギーをたたいて一時は首位陥落したが、7番、8番で連続バーディー。祈りたくなるほど難しいとされる11~13番の名物3ホール「アーメンコーナー」では12番、13番で連続バーディーを奪取。世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)、ジャスティン・ローズ(英国)らとの優勝争いを制した。
昨年大会はローズとのプレーオフを制し、メジャー全4大会を制覇する「キャリア(生涯)グランドスラム」を達成した。今大会は初日から首位に立ち、2日目に65をマークして2位に6打差で決勝ラウンドへ。3日目に73と落としてヤングに並ばれたが、最終日は逃げ切った。
36歳のマキロイは2001、02年のタイガー・ウッズ(米国)以来となる、史上4人目の大会連覇を達成。15年のジョーダン・スピース(米国)以来、史上6人目となる完全優勝を飾った。
◇マキロイの今大会での主な記録
▽歴代最高優勝賞金 優勝賞金は450万ドル(約7億2000万円)。昨年から30万ドル(約4800万円)の増額となった。
▽史上4人目の大会連覇 1965、66年のジャック・ニクラウス(米国)、89、90年のニック・ファルド(英国)、2001、02年のウッズに続く2連覇を達成。
▽史上6人目の完全優勝 1941年のクレイグ・ウッド(米国)、60年のアーノルド・パーマー(米国)、72年のニクラウス、76年のレイモンド・フロイド(米国)、2015年のスピースに続く完全優勝を飾った。
◆ロリー・マキロイ 1989年5月4日、英国・北アイルランド出身。36歳。2歳からゴルフを始める。2006年欧州アマチュア選手権優勝。07年プロ転向。09年ドバイ・デザート・クラシックで欧州ツアー初優勝。10年クウェイル・フォロー選手権で米ツアー初優勝。メジャーは11年全米オープン、12年と14年の全米プロ選手権、同年の全英オープン、25年マスターズを制覇。178センチ、73キロ。家族は妻・エリカさん、長女・ポピーちゃん。

