【女子ゴルフ】中村心が自己ベスト66で好発進「前よりゴルフが楽しい」 第1組スタート 起床は2時50分、コース入りは4時


中村心

中村心

◆女子プロゴルフツアー 大東建託・いい部屋ネットレディス 第1日(23日、福岡・ザ・クイーンズヒルGC=6485ヤード、パー72)

 プロ2年目の中村心(ヤマエグループHD)が1イーグル、5バーディー、1ボギーの6アンダー66でホールアウトした。今季は出場11試合で予選落ちが8度と苦戦が続いていたが、自己ベストを塗り替え好発進。「先週も今年初めての60台が出て、今週も初日からいい感じで回れたので良かった」と笑みが漏れた。

 前半の12番パー3で5番アイアンでピン手前1メートルにからめるなど、「ショットの縦の距離感が良かった」という一日。5番パー4(256ヤード)ではティーショットでドライバーを握った。「向かい風だったのでしっかり打った。当たりは良かった」という一打を、ピンの左1メートルにつけてイーグルを奪った。

 シーズンを通して悩みの種だったショットが、復調傾向にある。5週前のニチレイレディスから、青木瀬令奈らのコーチを務める大西翔太氏に師事したことが、きっかけだった。右にも左にもミスが出るため、恐怖から振れなくなっていた。持ち球はドローながら「カットみたいな、フェードが出ちゃうような軌道になっていた」。大西氏の元で修正し「しっかり振れるようになった」と手応えをつかんだ。

 本大会は暑さ対策として、各日午前6時に始まる。中村はこの日、トップスタートだった。昨夜は午後7時半に寝て、午前2時50分に起床した。「7時台に寝ることはなかなかないので、すぐには眠れなかった」というものの、しっかり7時間熟睡した。コース到着は4時。まだ薄暗い空の下で準備を始め、会心のラウンドにつなげた。「前に比べて本当に状態も良くなった。前より本当にゴルフが楽しくなった」。太陽に照らされた20歳の表情は、ひときわ明るかった。(高木 恵)

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