
坂本雄介
◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン 第3日(17日、滋賀・タラオCC西C=7411ヤード、パー70)
前日に日没順延となった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、ツアー坂本雄介(jioworks)が5バーディー、3ボギーの68で回り、通算8アンダーで首位と5打差の3位に浮上した。
「もう疲れました…」。早朝に第2Rの残り3ホールをプレー後、第3Rを回り切った坂本は疲労感を隠せなかった。
2週前に両肋骨(ろっこつ)の疲労骨折と診断され、ドラッグストア・コスモスカップを棄権。1週間は自宅で安静に過ごし、体に負担が少ないパター練習に励んだ。「ケガの功名じゃないけど、パターでひらめいたことがあった。ショットもそこそこ打てるようになって、先週の休みがこのスコアにつながった」とかみしめた。
この日は1番でバーディー発進すると、6番は8メートル、15番は5メートルをねじ込むなどパッティングがさえた。注射や痛み止めを服用して痛みは和らいだが「不安はある。今週も例年の日本オープンくらいラフが深かったら無理だな、やめてもいいなと思っていたけど、ラフもそんなに深くないから、体の負担はそんなにない」。強行出場した復帰後初戦で堂々のプレーを見せた。
前日は3ホールを残して日没サスペンデッド。宿泊先のホテルに戻ったのは夜8時頃だった。「夜に痛みが出て、寝返りが痛いから寝られなかった」と、深夜1時頃から3~4時間しか寝られず。万全の状態にはほど遠い中で「省エネじゃないけど、そんなに求めないでやった」。合計21ホールを戦い切り、3位に順位を上げた。
今大会優勝者には海外メジャー、マスターズと全英オープンの出場権が付与される。坂本は「首位の細野(勇策)くんがうまいんで、マスターズに行ったら引退しようかな~とラウンド中にキャディーと話していたけど、まだやめさせてくれない」と苦笑い。最終日へ「体も万全な状態じゃないので、そんなに求めずに、この3日間と同じような感じでできたらと思う」と語った。

