松山、リオ出場可否は4日にも表明


 ◆米男子プロゴルフツアー世界選手権シリーズ ブリヂストン招待第3日(2日、米オハイオ州ファイアストーンCC、7400ヤード=パー70)

 松山英樹(24)=LEXUS=は73とスコアを伸ばせず、通算12オーバーで51位のまま。松村道央(32)=吉野電化工業=は13オーバー52位。塚田陽亮(31)=ホクト=は19オーバーの57位。世界ランキング1位のジェーソン・デー(オーストラリア)とスコット・ピアシー(米国)が5アンダーで首位。

 2戦とも予選落ちに終わった6月から不振が続く。原因を問われると「何でなんでしょうね」と苦笑いした。2、3番と続けてティーショットが左の木に当たるなどショットが不調。最終18番は5メートルのチャンスでパットが入らず、バーディーなしで終わった。「いいショットもあるのに、入ってほしいところで入ってくれない。気持ちにエンジンがかからない」と首をひねった。

 一方、東北福祉大ゴルフ部の阿部靖彦監督(54)は、まな弟子で米ツアー参戦中の松山が、現地時間の3日にもリオ五輪出場可否の意思表明する可能性を示唆した。日本勢最高の世界ランク16位で五輪代表入りは確実だが、治安やジカ熱への心配から代表辞退の可能性も示してきた。「英樹は今週試合中でしたのでね。大会が終われば来週の早い段階で、本人の口から結論は言うと思います」と話した。

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