ゴルフリオ代表、金メダルなら「1年シード権」10年分!


 リオ五輪で112年ぶりに復活するゴルフの日本選手団発表会見が19日、都内で行われ、男子の池田勇太(30)=日清食品=、片山晋呉(43)=イーグルポイントGC=、女子の野村敏京(23)=フリー=、大山志保(39)=大和ハウス工業=が代表に正式決定。メダル獲得時の報奨も発表され、金メダリストには1000万円に加え「1年シード権」10年分の付与が決まった。

 「1年シード権」は、選手が行使したい年を自由に選んで使用可能。銀メダリストには500万円と同5年分、銅メダリストには300万円と同3年分が与えられる。野村は日本女子プロゴルフ協会会員でないためシード権は対象外となる。

 また、多くのトップ選手が出場辞退の理由に挙げたジカ熱対策として、米軍が害虫対策で採用している虫よけ薬「ウルトラソン」を選手に提供。選手団の山中博史チームリーダー(53)は「『ディート』という虫よけ成分の濃度が34%も含まれている。日本では12%までしか認可されていない」と効果を説明。日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(60)は「選手たちが力を発揮できる態勢を整えたい」と抱負を述べた。(勝田 成紀)

最新のカテゴリー記事