◆米男子プロゴルフツアー プレーオフ最終戦 ツアー選手権第2日(23日、米ジョージア州イーストレークGC)
首位で出た松山英樹(24)=LEXUS=は2バーディー、3ボギーの71と落とし、通算3アンダーで首位と4打差の3位に後退した。ダスティン・ジョンソン(32)=米国=が7アンダーで単独首位に立ち、世界ランク1位のジェーソン・デー(28)=豪州=は腰痛で途中棄権。今大会で積算ポイントによるシーズン総合王者が決定し、王者は1000万ドル(約10億1000万円)のボーナスが手に入る。
松山はショットが乱れたうえに、初日好調だったグリーン上でも苦しみ、「全部、苦労した」と淡々と振り返った。
出だしの1番ではティーショットを右に曲げ、2打目をバンカーに入れてボギー。4番で左バンカー、5番でも右の林に入れ、前半は1度しかフェアウェーを捉えられなかった。パット数は初日より7打多い31。18番で2メートル半のバーディーパットを沈め「最後にやっと入ってくれた。バーディーで終われて良かった」とようやく笑みをこぼした。
首位のD・ジョンソンとは4打差となり、「調子がいい人だから崩れないと思う。少しでも伸ばしていければ」。10億円ゲットへは今大会の優勝が必須条件。残り2日で逆転Vに挑む。