青木功会長、最年長予選突破&打倒ジャンボ「一緒に回るのは最後になるかも」


8番、ティーショットを放つ青木功

8番、ティーショットを放つ青木功

 男子プロゴルフツアーの中日クラウンズは27日から4日間、愛知・名古屋GC和合C(6545ヤード、パー70)で開かれる。1年ぶりのツアー出場となる日本ゴルフツアー機構の青木功会長(74)=フリー=は26日、雨の中、プロアマ戦で最終調整。約5年ぶりとなる尾崎将司(70)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=との予選ラウンド(R)同組対決を制し、ツアー史上最年長予選通過記録(杉原輝雄の68歳311日)更新へ意欲を燃やした。

 現役会長として初出場した昨年大会は右足痛で初日の9ホールで棄権。年齢以下のスコアで回る「エージシュート」に1打及ばぬ70で回った盟友・ジャンボからは「口先だけ」と揶揄(やゆ)され、「今年は少し頑張ってみたいんだ。ジャンボと一緒に回るのは最後になるかもしれないから」と青木は笑った。「36ホールを回って予選を通りたいのが目標。アプローチ、パットでどれだけしのげるか」と世界を席巻した小技で記録更新に挑む。もう一人の同組で54歳年下の星野陸については「孫みたいなもの」と笑った。一方の尾崎将は、大会前日はコースに姿を見せなかった。

(榎本 友一)

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