アン・シネ、雷雨でセクシー半減「待ち時間つらかった」


1番、雷雲接近のため競技が中断、傘を差して引き揚げるアン・シネ(左からイ・ボミ、1人おいて上田桃子、松森彩夏=カメラ・谷口 健二)

1番、雷雲接近のため競技が中断、傘を差して引き揚げるアン・シネ(左からイ・ボミ、1人おいて上田桃子、松森彩夏=カメラ・谷口 健二)

 ◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース第1日(12日、福岡・福岡CC和白C=6308ヤード、パー72)

 雷雲接近と大雨による2度の中断の末、コース状況不良でサスペンデッドとなり、出場108人全員がホールアウトできなかった。

 「セクシークイーン」こと韓国のアン・シネ(26)=NOW ON=は膝上30センチのミニスカートでスタートも、再開後は雨でカッパ姿となり“セクシー半減”。2日目のミニスカを予告し、3オーバーの暫定82位から巻き返しを誓った。ささきしょうこ(20)=日本触媒=が11ホールを終え3アンダーで首位。

 アン・シネが元気を失った。6ホールを終えて3オーバー82位。「待ち時間はつらかった。雨と風もあって」。大雨でズブぬれになった髪の毛を拭ってうつむいた。日本ツアー2戦目も膝上30センチのミニスカートをはき、曇り空のもと午前10時6分にセクシー全開でスタート。だが1番の第3打を2メートルのバーディーチャンスにつけたところで雷で中断した。雨も降り出し再開は午後3時頃となったため、昼食はコース外でラーメンを食べて備えた。

 競技再開は午後3時10分。大雨でのプレーに「スカートの上からパンツ(ズボン)をはくのは難しい。寒いしパンツにした」と上下レインウェアに着替え、セクシーさは半減した。1番はパットを外してパー。2番もダブルボギーとしたが「(中断で)状態は良くなかったけど、それはみんな同じ」と言い訳はしなかった。

 この日は中継するTBS系のほかフジテレビや日テレ系のスタッフが来場。日テレは「真相報道バンキシャ!」のクルーも派遣するなど、異例の注目度は続いている。約5時間の中断でも待ち続けたファンに「再開してもたくさんいてくれて、ありがとうございました」と感謝すると「2日目はミニスカ? そうすると思う。晴れるので見てほしい」と予告した。13日は午前7時に再開予定。セクシー復活で巻き返す。(浜田 洋平)

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