第25回ジュニアゴルフの国別対抗世界選手権「2017 トヨタジュニアゴルフワールドカップ」(報知新聞社後援)は15日、愛知・中京GC石野C(男子パー71、女子パー72)で第3ラウンドが行われた。男子は各チーム4人、女子は3人によるストロークプレーで、男子は各日上位3人、女子は2人の合計スコアで争う。
団体戦で2年ぶりの男女アベックVを狙う日本は、男女ともに首位と2打差の2位で最終日を迎えることになった。
男子は624で3位から2位に浮上。最終日に首位・タイ(622)を2打差追う。米沢蓮(盛岡中央高3年)が65をマーク。個人戦でも10位から3位に上がった。植木祥多(埼玉栄高3年)、関藤侑嗣(広島国際学院高3年)が69。三田真弘(代々木高1年)が74。
米沢「ショットもパットも3日間で一番良かった。(6番パー5で)イーグルも取れた。自分の持っている力を出せた。優勝争いは今日のようなゴルフができればチャンスはある」
三田「ショットが左に行き、パットもタッチが合わなかった。修正したい。(最終日に向け)満足いくラウンドを一日でもしたい」
女子は426で2位をキープ。首位・米国(424)とは2打差。西村優菜(大商大高2年)が68で、個人戦でも2位との差を3打に広げ首位をキープ。古江彩佳(滝川二高2年)が70、佐渡山理莉(名護高2年)は71で回った。
西村「自分の調子も良くなってきて、チームのスコアも良くなっている。明日も強い気持ちでいきたい。勝ちたい、というか勝ちます」
佐渡山「悔しい。アイアンショットがだんだん悪くなって。明日は自分のリズムで最後まで集中したい」