あゆ大ファンの古江、70で貢献…ジュニアゴルフW杯


今大会初のアンダーパーを出した古江

今大会初のアンダーパーを出した古江

 ◆報知新聞社後援2017トヨタジュニアゴルフワールドカップ第3日(15日、愛知・中京GC石野C)

 日本が男女とも首位と2打差の2位につけ、2年ぶりの団体戦アベックVを視界にとらえた。女子は歌手・浜崎あゆみ(38)の大ファンの古江彩佳(17)=兵庫・滝川二高2年=が今大会自身初のアンダーパーとなる70で回り貢献。西村優菜(16)=大阪・大商大高2年=が68で個人戦首位を守った。男子はムードメーカーの米沢蓮(17)=岩手・盛岡中央高3年=が65の活躍で3位から浮上した。

 自身が生まれた2000年ごろに爆発的なCD売り上げ枚数を誇った浜崎に憧れる17歳の古江が、70の好スコアで貢献した。9番で2メートルを決めてバーディー締め。「やっとアンダーが出て(気持ちが)楽になった」とうなずいた。

 浜崎の曲は「小さい頃から聴いて気付いたらハマっていた」という。歌詞やファンに発信する前向きなメッセージにひかれ「他のアーティストの曲も聴こうとしたけど、やっぱりあゆだった」とライブも2回行った。お気に入りは「MY ALL」という曲。今回はバス移動だが、普段はゴルフ場へ移動する車で「DVDを見て、あゆになりきって歌って」テンションを高める。

 4歳の誕生日に両親からクラブ3本セットをプレゼントされ、ゴルフにのめり込んだ。昨年の関西高校選手権女王でもあり目標はプロ。「活躍して有名になって、あゆに会いたい!」将来の共演を夢見て、まずは団体戦世界一を目指す。(岩原 正幸)

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