茨城出身の額賀、豪打で地元わかせ首位浮上


ベストスコアを出し、首位に浮上した額賀

ベストスコアを出し、首位に浮上した額賀

 ◆ザ・ロイヤルゴルフクラブ・チャレンジトーナメント 第2日(15日、茨城・ザ・ロイヤルGC)

 地元・茨城県出身の飛ばし屋・額賀辰徳(33)=フリー=が1イーグル、6バーディー、4ボギーでベストスコア68で回り、通算3アンダーで首位に並んだ。アマチュアの杉原大河(17)=徳島・生光学園高3年=はスコアを3つ落とし、イーブンパーの9位へ順位を落とした。

 国内ツアー史上最長の“モンスターコース”で地元出身の飛ばし屋がV戦線に浮上した。チャレンジツアー4勝を誇る額賀は、自慢の飛距離を武器に攻めた。3つのパー5でバーディーを奪うなどこの日のベストスコアをマークし、29位から一気に首位をとらえた。

 183センチ、80キロ。恵まれた体格から放つ豪打が魅力だ。昨季のレギュラーツアーの平均飛距離は299・51ヤードで全体3位。今大会はコース最長の705ヤードの16番パー5で2日連続でバーディーを奪取し、ギャラリーをわかせた。大切にしているのは「流れ」と「リズム」とうなずく。

 前週のISPSハンダグローバルチャレンジでは、最終日3打差の首位スタートも逆転され1打差2位に惜敗。「運が悪いと思っている」と切り替えた。2週連続で最終日首位スタート。前週の悔しさと世界規準の豪快な飛距離で、2年ぶりの5勝目をつかむ。

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