宮里藍、ラストシーズン国内で「あと1、2試合あるかもしれない」


 23日開幕の米女子ゴルフツアー、アーカンソー選手権に出場する宮里藍(32)=サントリー=が21日、会場の米アーカンソー州ロジャーズのピナクルCCで記者会見に臨んだ。現地の記者に日本での試合はサントリーレディスで終わりか?と問われると「まだ決めていない」と前置きした上で「あと1、2試合あるかもしれない」と現役最終戦が国内ツアーになる可能性を示唆した。

 サントリーレディス最終日(11日)には「今は頑張って9月まで(米ツアー)というのが目標。エビアン選手権(9月14日開幕、フランス)が終わってみないと分からない」と話すなど、今後の国内戦の出場可否を明言していなかった。03年にアマでツアー初優勝したミヤギテレビ杯ダンロップ女子OP(9月22日開幕、宮城・利府GC)などが、候補に挙げられる。

 引退表明後初となる約2か月ぶりの米ツアー復帰戦。19日に32歳となり、12年に米ツアー9勝目を挙げた思い出深い大会だ。この時から優勝が遠ざかるが、リディア・コ、朴仁妃と世界ランク1位になったことのある3人が同組になった。「目の前の試合に全力を尽くしたい」と活躍を誓った。

最新のカテゴリー記事