◆米男子プロゴルフツアー ウィンダム選手権第1日(17日、米ノースカロライナ州セッジフィールドCC、7127ヤード=パー70)
次週以降4戦のプレーオフシリーズ進出には、今大会で2位以内に入ることが条件の石川遼(25)=カシオ=は1イーグル、5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの66で首位と5打差の18位につけた。岩田寛(36)=フリー=は、70で102位と出遅れた。61をマークしたマット・エブリー(33)=米国=が、単独首位で滑り出した。
崖っ縁で今季自己最高の66を叩き出した。石川は首位と5打差の好発進に「自分が目指せる最大限のところ、できればそれ以上のところを求めて、ショットを打つことができた」と手応えを口にした。
2番で第2打を小川に入れてダブルボギー。だが「無視をして次にいくことができた」と引きずらない。7番で10メートル近いパットを沈めると、8番では約60ヤードの寄せをピンそばに運んで連続バーディー。「110点をあげてもいい」と自賛したのは15番(パー5)の第2打。残り223ヤードを4アイアンで、グリーンの傾斜も巧みに利用してピンそば3メートルへ。会心のイーグルで一気にスコアを伸ばした。
今季は公傷制度を利用して出場も、最近出場10戦で予選落ち9度と不振。今大会終了後の今季通算獲得ポイント125位以内が来季の出場資格を得るが、石川は175位で圏内に入るには今大会2位以上に入るしかない。「一打一打やっていきたい」とできることだけに集中する。