川岸史果、父には相談せず米ツアー予選会挑戦決意


15番、ティーショットを放つ川岸史果

15番、ティーショットを放つ川岸史果

 ◆女子プロゴルフツアーメジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯第1日(7日、岩手・安比高原GC=6640ヤード、パー71)

 プロ7年目の工藤遥加(24)=セガサミーホールディングス=が5バーディー、3ボギーの2アンダー69で回り、首位と2打差の暫定5位発進。来季米女子ツアーの出場権をかけた2次予選会(10月19~22日・米フロリダ州)を受験する意向を固めたことを明かした。第1ラウンドは日没サスペンデッドとなり4人がホールアウトできなかった。

 昨年プロテスト合格の川岸史果(22)=加賀電子=も米ツアー2次予選会挑戦の意思を固めている。世界レベルで勝負することで、現在64位の世界ランクを上げ、20年東京五輪出場が目標だ。米ツアー挑戦については国内ツアー6勝の父・良兼(50)には相談していないという。川岸の場合は下部ツアー参戦は検討しておらず、レギュラーツアーのみを目指す。

 この日は15番で第1打を左に曲げてOBのダブルボギーなど、前半38と出遅れた。しかし後半5番で4メートル、7番で10メートルのバーディーパットを決め71のイーブンパーで首位と4打差の暫定27位発進。「残り3日間でチャンスはある」と頂点を視野に入れた。新人研修に参加した昨年大会は、最終日に逆転優勝した鈴木愛の組のスコアボード係で同行。「いつか私もこういう舞台で」と刺激を受けた。規格外のパワーを武器にタイトルを目指し、夢の舞台へ挑む。

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