岡山絵里、2位好発進の原動力となった小説は…


2番、ティーショットを放つ岡山絵里

2番、ティーショットを放つ岡山絵里

  ◆女子プロゴルフツアー マンシングウェアレディース東海クラシック第1日(15日、愛知・新南愛知CC美浜C)

 ツアー未勝利の岡山絵里(21)=ニトリ=が6バーディー、ボギーなしの66で首位と1打差2位と好発進した。最終9番、125ヤードから9アイアンでの第2打を1メートルにつけバーディー締め。「アイアンショットがいいから」と満足のラウンドだった。

 前週の国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯では初日に68で3位発進しながら、2日目に80と崩れて予選落ち。失意のなか地元の大阪に移動し、今週に向けて体力トレーニングは行ったが、クラブは握らず気分転換に努めた。「趣味を見つけた方がいい」と手に取ったのは小説。映画化された『君の膵臓をたべたい』を父に借りて読むと効果は抜群だった。

 「先週終わってからショックが大きくて、ゴルフをしたくないと思っていたが、本を読んでリフレッシュしました」と岡山。「明日は期待していないけど、少しは成長できればいいかな」と“鬼門”の2日目に向けて気合を入れ直した。

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