石川遼、ショットに光明…巻き返し60位で予選突破


17番、バーディーパットを沈めギャラリーの歓声に応える石川遼

17番、バーディーパットを沈めギャラリーの歓声に応える石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー 関西オープン第2日(18日、兵庫・小野東洋GC=7124ヤード、パー72)

 87位から出た石川遼(26)=カシオ=は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71と巻き返し、通算1オーバー60位のカットライン上で予選を通過。前半16番までに4オーバーとし、一時は3桁順位まで下がったが、ここからグリーン上で驚異の粘りを見せた。ツアー2勝の時松隆光(24)=筑紫ケ丘GC=ら2人が8アンダーで首位に立った。

 石川は4オーバーで迎えた前半17、18番で約6メートルをねじ込む連続バーディー。後半8番も6メートルを沈め、国内開催の日本ツアー今季初となる予選落ち危機を免れた。フェアウェー(FW)キープ率は28・57%(全体135位)とこの日も安定感を欠いたが、5番ではドライバーショットをFWに飛ばし「思い切りいって、そこからスイングが吹っ切れた」と光明も見えた。首位と9打差あるが「(上位を)あきらめずにやりたい」と誓った。

最新のカテゴリー記事