アジア大会王者・中島啓太が日本勢最高の3打差10位…注目の丸山奨王は5打差19位で発進


男子ゴルフのシンガポールでのアジアアマ第1日をプレーした丸山奨王

男子ゴルフのシンガポールでのアジアアマ第1日をプレーした丸山奨王

 ◇男子ゴルフアジア・パシフィック アマチュア選手権<第1日>(4日、シンガポール・セントーサGCニュータンジョンC=6847ヤード、パー70)

 39か国・地域から120選手が参加して開幕。気温30度を越える暑さの中、初日の競技が終了した。デービッド・ミケルッチ(オーストラリア)が6アンダー、64をマークして単独首位で発進した。15年大会覇者の金誠(中国)、ロイド・ゴー(フィリピン)、劉永華(台湾)が1打差の2位で続く。

 6人が出場している日本勢では、アジア大会男子個人&男子団体2冠の中島啓太(18)=代々木高3年=が、3バーディー、ボギーなしの3アンダー、67で3打差の10位につけた。

 初出場の呉司聡(20)=イーストテネシー州立大2年=は2アンダーで12位。日米ツアー通算13勝の丸山茂樹(49)の長男・奨王(しょうおう、18)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校1年=、9月の世界アマ2位の金谷拓実(20)=東北福祉大2年=、昨年の日本アマ王者の大沢和也(21)=日大4年=は1アンダーの19位で滑り出した。3年連続出場の大西魁斗(19)=南カリフォルニア大2年=は5オーバー、75の76位と出遅れた。

 今大会優勝者には来年4月のメジャー、マスターズ(米オーガスタナショナルGC)と同7月の全英オープン(アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)出場権が与えられる。2位は全英オープン最終予選会出場権を得る。

最新のカテゴリー記事