アジア大会覇者の中島啓太が、日本勢最高の3打差7位へ浮上


第2ラウンドをプレーした丸山奨王

第2ラウンドをプレーした丸山奨王

 ◆男子ゴルフ アジア・パシフィックアマチュア選手権第2日(5日、シンガポール・セントーサGCニュータンジョンC=6847ヤード、パー70)

 連日気温30度を超える厳しい暑さの中、予選ラウンドが終了した。6人が出場している日本勢は、アジア大会男子個人&男子団体2冠の中島啓太(18)=代々木高3年=が5バーディー、3ボギーの68で回り、通算5アンダーで10位から7位へ浮上した。

 昨年の日本アマ王者・大沢和也(21)=日大4年=が68で回り、3アンダーの12位。日米ツアー通算13勝の丸山茂樹(49)の長男・奨王(しょうおう、18)=米カリフォルニア大ロサンゼルス校1年=、9月の世界アマ2位の金谷拓実(20)=東北福祉大2年=は、2アンダーの15位で並んだ。初出場の呉司聡(20)=イーストテネシー州立大2年=はイーブンパーの28位で予選を通過した。

 3年連続出場の大西魁斗(19)=南カリフォルニア大2年=は7オーバーの65位で1打及ばず、日本勢では大会史上初の予選落ち。ロイド・ゴー(フィリピン)、15年大会覇者の金誠(中国)が8アンダーで首位に並んでいる。

 今大会は39か国・地域から120選手が参加して開催。優勝者には来年4月のメジャー、マスターズ(米ジョージア州オーガスタナショナルGC)と同7月の全英オープン(アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)出場権が与えられる。2位は全英オープン最終予選会出場権を得る。2010、11年には松山英樹が優勝している。

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