「おケツ」を鍛える美人プロ松田鈴英が首位浮上 初V狙う


首位に浮上した松田鈴英

首位に浮上した松田鈴英

 ◆女子プロゴルフツアー伊藤園レディス 第2日(10日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)

 最終組がハーフターン。首位と2打差の3位からスタートした美人プロ松田鈴英(れい、20)=ニトリ=が前半を4バーディー、ボギーなしの32で回り、通算8アンダーとして首位に浮上。念願の初優勝に向けて後半戦に突入した。今週を勝てば4年ぶり4度目の賞金女王が確定する韓国のアン・ソンジュ(31)=モスバーガー=、逆転で2年連続の賞金女王を目指す鈴木愛(24)=セールスフォース=、今季2勝を挙げている韓国の黄アルム(31)=フリー=ら実力者が1打差の2位に続く。

 実力、人気ともに急上昇中の松田は167センチ、54キロとモデル並みの細身ながらドライバー飛距離ランク9位(247・371ヤード)の飛ばし屋。この日も好調のドライバーを武器に前半だけで4つスコアを伸ばし、堂々の首位に浮上した。さらなるパワーアップを図る20歳は専門トレーナーの指導のもと筋力アップに励んでいる。重点的に鍛えているのは「おケツです」とほほ笑む。

 今季ツアー本格参戦1年目ながらトップ5入り5回。現在、賞金ランク15位で初の賞金シードを獲得。トップ25選手だけが出られる最終戦のツアー選手権リコーカップ参戦も確実としている。残るターゲットは初優勝だけだ。

 飛躍を遂げた18年シーズンも、今大会を含めて残り3試合。「今年中に勝ちたい」と松田はきっぱり言う。1打差で追うアン・ソンジュ、鈴木愛ら実力者を相手に白熱の展開が続く。

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