松山英樹、2ラウンド連続オーバーパー「スコアでも沸かせられるように頑張る」


17番ショートのティーショットでグリーンを外し天を仰ぐ松山英樹(カメラ・今西 淳

17番ショートのティーショットでグリーンを外し天を仰ぐ松山英樹(カメラ・今西 淳

 ◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ最終日(11日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 松山英樹(26)=LEXUS=は74で4オーバー46位。13年のプロ転向後、日本ツアーでは自身2度目の2ラウンド連続オーバーパーとなった。

 首位と8差25位から大逆転Vを狙った松山は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーで今大会自己ワーストタイの74。通算4オーバーの46位で終えた。

 この日最多のギャラリーを引き連れるもショットが安定せず。4番パー3の第1打が池に捕まるなど「曲がるので、しんどい」と漏らした。得意のアイアンショットが乱れてパーオン率は58位の44・44%に低迷。71だった第2ラウンド(R)に続く2R連続のオーバーパーは、日本ツアーではプロ転向1年目の13年ミズノオープン以来5年ぶり2度目の屈辱となった。

 14番パー4では第1打を左林に入れるも、第3打をピン20センチにつける神技アプローチで大歓声を呼んだ。「アプローチでしか沸かせられなかったので、スコアでも沸かせられるように頑張る」。ホストプロとして出場するダンロップ・フェニックス(15日開幕・宮崎・フェニックスCC)での雪辱を誓った。(宮下 京香)

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