今平はケプカと2年連続同組「すごいというイメージしかない」


キャディと談笑しながら歩く今平周吾

キャディと談笑しながら歩く今平周吾

 ◆ダンロップフェニックス(15日開幕、宮崎・フェニックスCC=7027ヤード、パー71)

 賞金ランク1位の今平周吾(26)=フリー=は14日、プロアマ戦で調整した。「調子はまずまず。(シーズン大詰めで)多少疲れはあるが、試合になれば気にならない。毎日60台を目標にしたい」。初の賞金王に向けても「終盤なので、頑張らないといけない。残りの試合で1勝したい」と意気込んだ。

 予選ラウンドでは、世界ランク1位で大会2連覇中のブルックス・ケプカ(28)=米国=と昨年の予選に続き、同組で回る。「すごいというイメージしかない。飛距離と曲がらない安定感があり、パットもうまく、トータルで素晴らしい。力が違いすぎる」と脱帽しながら、「一番調子のいい選手と回れるのはラッキー。少しでも吸収できるものがあればいい」と貪欲に語った。

 今平は現在世界ランク62位で、年末の同50位以内の資格で来年4月の海外メジャー・マスターズの初出場を目指している。「(ポイントを加算する上では)今週が一番大事になると思っている。最終日に優勝を狙える位置に持っていきたい」と力を込めた。このほど、キャディー間投票により、ベスト・キャディー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた柏木一了キャディー(50)のサポートを受け、まずは今週、世界基準を体感する。

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