有村が首位キープ、美人プロ松田と女子高生アマ上野2位、猛追の勝4位


7番、ティーショットを放つ有村智恵。前半でスコアを3つ伸ばした

7番、ティーショットを放つ有村智恵。前半でスコアを3つ伸ばした

 ◆女子プロゴルフツアー大王製紙エリエールレディス 第3日(17日、愛媛・エリエールGC松山=6525ヤード、パー72)

 最終組がハーフターン。第1日からトップを走り続ける有村智恵(30)=日本HP=は前半の9ホールを3バーディー、ボギーなし33で回り、通算15アンダーとして2位に2打差をつけて首位をキープしている。「体のトレーニングだけではなく脳のトレーニングをすれば最大限のパフォーマンスが発揮できる。頭の中でどれだけボールを打てるか、が大事。スタート前の練習は35球あれば仕上がります」と自信に満ちあふれた表情で話す。ちなみにクラブの内訳はウエッジ12球、6アイアン5球、ユーティリティー5球、3ウッド3球、ドライバー5球。計30球ほどで収まる計算になる。体より頭を使った調整で体調は万全。7月のサマンサタバサレディース以来の今季2勝目、通算15勝目へ順調に歩みを進めている。

 今季トップ10入り8回で念願の初優勝を狙う美人プロの松田鈴英(れい、20)=ニトリ=と大健闘しているアマチュアの上野菜々子(18)=東海大大阪仰星高3年=が首位と2打差の2位に続く。

 17位から出た勝みなみ(20)=明治安田生命=が15番まで7バーディー、ボギーなしとスコアを7つ伸ばし、3打差4位に急浮上。プロ初優勝を目指し、猛追している。

 現在、賞金ランクトップのアン・ソンジュ(31)=モスバーガー=を大逆転するためには最終盤2連戦で連続優勝が絶対条件の申ジエ(30)=スリーボンド=は14番まで4連続を含む7バーディー、ボギーなし3打差4位に。ミラクルに向けて突き進んでいる。

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