手嶋多一、宮本勝昌らベテラン勢が賞金シード陥落 


宮本勝昌

宮本勝昌

 ◆男子プロゴルフツアーカシオワールドオープン<第2日> 23日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72

 日没順延となった第1ラウンドの残りと第2ラウンドを開催した。強風が吹き荒れる難しいコンディションの中、ツアー1勝の崔虎星(韓国)、いずれも初優勝を狙う浅地洋佑、スコット・ストレンジ(オーストラリア)、嘉数光倫が通算7アンダーの首位に並んだ。

 今季2勝の秋吉翔太が1打差の5位。木下稜介、上井邦裕、張棟圭(韓国)が2打差の6位で続く。比嘉一貴、小鯛竜也は4アンダーの9位。賞金ランク1位で今大会優勝で初の賞金王が決まる今平周吾は75で、首位から3アンダーの14位へ後退。大会主催のカシオ所属の石川遼選手会長は1アンダーの28位で決勝ラウンドへ進んだ。

 一方で、14年大会覇者・片山晋呉は3オーバーの63位で予選落ち。青木功に並ぶツアー史上最長の21年連続の日本シリーズJTカップ(29日開幕・東京よみうりCC)出場はならなかった。

 50歳の手嶋多一、松村道央は4オーバーの68位で予選落ち。手嶋は歴代2位の23年連続の賞金シード獲得ならず、松村も11年連続の賞金シード入りを逃した。45歳の山下和宏、46歳の宮本勝昌は6オーバーの86位で予選落ち。山下は11年連続賞金シードを逃し、宮本も19年連続の賞金シード入りはならなかった。

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