◆米女子プロゴルフツアー 起亜クラシック最終日(31日、米カリフォルニア州アビアラGC=6558ヤード、パー72)
1打差2位から出た畑岡奈紗(20)=森ビル=が6バーディー、1ボギーの67で回り通算18アンダーとし、逆転で米ツアー3勝目を挙げた。優勝賞金27万ドル(約3000万円)を獲得した。
畑岡は首位から出た朴仁妃(韓国)ら2位の5選手に3打差をつけた。「緊張していたけど、自分のプレーに徹することができた。試合が始まる前は、なかなかこういう結果は想像できなかった。日に日にショットが安定した」と喜んだ。
日本女子の米ツアー3勝は野村敏京に並び歴代4位となった。71で回った野村は7アンダーの23位。上原彩子は1アンダーで55位、横峯さくらはイーブンパーの59位だった。
畑岡の次戦はメジャー初戦のANAインスピレーション(4~7日、米カリフォルニア州ミッションヒルズCC)。1977年、樋口久子の全米女子プロ選手権以来、日本人2人目となるメジャー優勝を目指す。