昨年の全英覇者のモリナリが単独首位 ウッズは1打差2位で勝負のサンデーバックナインへ突入


 ◆米男子プロゴルフツアー海外メジャー初戦 マスターズ 最終日(14日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC、7475ヤード=パー72)

 分厚い雲がたれ込める下、最終組が前半9ホールを折り返した。昨年の全英オープン王者フランチェスコ・モリナリ(イタリア)が、通算13アンダーでメジャー2勝目に向けて、単独首位をキープしている。大会4勝のタイガー・ウッズ(米国)が1打差の2位。全米オープン連覇中のブルックス・ケプカ(米国)、メジャー初優勝を目指すトニー・フィナウ(米国)が2打差の3位で追う。

 日本勢はまだプレー中で、25位で出た松山英樹(27)=LEXUS=は2アンダーの35位。2年連続出場の小平智(29)=Admiral=は4オーバーの56位。昨年10月のアジア・パシフィック選手権を制したアマチュア・金谷拓実(20)=東北福祉大3年=は7オーバーの62位となっている。アマのトップは4アンダー、30位のビクター・ホブランド(ノルウェー)。金谷の11年大会の松山英樹以来、日本男子2人目のローアマ獲得は厳しくなってきた。

 14日はサンダーストームの接近で終日荒天予報。マスターズ委員会は、通常の2サムでの1番スタートから3サムでアウト(1番)、イン(10番)スタートへの変更を発表された。第1組は午前7時30分、最終組は同9時20分と異例の早い時間帯にティーオフした。

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