◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第2日(27日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6376ヤード、パー71)
首位と3打差の14位からスタートした20歳の美人プロ三浦桃香(フリー)は1バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの76と崩れ、通算4オーバーとして53位に急落。通過ラインに1打及ばず、今季8戦で6度目の予選落ちを喫した。先週のKKT杯バンテリンレディスで自己最高の2位になるなど上り調子でツアー初Vを狙う吉本ひかる(20)=マイナビ=が66で回り、通算7アンダーとして5位から首位に浮上。2打差の2位に大江香織(29)=アルプスアルパイン=と上田桃子(32)=かんぽ生命=が追う。
三浦が、いきなり大トラブルに陥った。1番パー4。第1打を右バンカーに入れ、第2打は脱出するだけ。第3打で再びグリーンサイドのバンカーへ。第4打はグリーンオーバー。結局、5オン2パットのトリプルボギーをたたいた。3番パー4でもボギーをたたき、序盤の6ホールで5つもスコアを落とし、上位争いから一気に脱落した。
「疲れた~。苦しいゴルフでした。やはり、川奈のグリーンは難しい。悔しいですね。最初のトリプルボギーで流れを悪くしてしまった」と三浦は嘆いた。
第1日にツアー屈指の難コースを1アンダーで終えた後「今週は花粉症が出ない。今季初めて(鼻の)両穴で呼吸しながらゴルフができています! いっぱい酸素を吸って頑張ります」と元気よく話していたが、第2日は暗転。苦しいシーズンが続いている。「また、来週、頑張ります」と自身に言い聞かせるように話した。