20歳・金谷拓実、新元号で輝けるスターに…中日クラウンズ2日に開幕


令和の目標として色紙に「輝」と記した金谷

令和の目標として色紙に「輝」と記した金谷

 男子プロゴルフツアー、中日クラウンズ(2~5日・名古屋GC和合C)の予選ラウンドの組み合わせが30日、発表され、マスターズで日本人アマ2人目の予選突破を果たし、58位となったアマチュア・金谷拓実(20)=東北福祉大3年=は、ツアー歴代最多94勝の尾崎将司(72)=I.S.T=、通算14勝の石川遼選手会長(27)=カシオ=と同じ注目組に入った。

 期待の令和のスター候補が昭和、平成のゴルフブームを生んだ2人との同組対決で新元号最初の大会をスタートする。「やっぱり輝くような年や時代にしたいですね。どんな時も自分らしく輝けたらいいな、と思います」。金谷は真っすぐなまなざしで色紙に記した「輝」の意味を説明した。

 ジャンボは昭和に40勝を挙げ、青木功(76)、中嶋常幸(64)とともに昭和のゴルフブームを支えた。石川は15歳だった07年にアマチュア優勝を飾り、“はにかみ王子”として平成のゴルフ人気に火をつけた。ともにツアー初の同組で、金谷は恐縮しつつも「自分のやることをやるだけ」と新時代での飛躍を誓った。(榎本 友一)

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