大会最年少Vの渋野 笑顔全開の優勝インタビュー一問一答「私で大丈夫なんですかね?」


水をかけられ、祝福される渋野日向子

水をかけられ、祝福される渋野日向子

 ◆報知新聞社後援 女子プロゴルフツアーワールド・レディス サロンパスカップ 最終日(12日、茨城・茨城GC東C、6560ヤード=パー72)

 大会最年少でツアー初優勝、初メジャーを制した渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が、トレードマークの笑顔を全開にした優勝インタビューを行った。

 ―同学年から多くの祝福があった。

 渋野「まさか水をかけられる日がくるとは思ってなかったので。すごくうれしいです!」

 ―最終ホールは。

 渋野「最後でバーディーを外すのは自分らしかったかな。苦笑いしながらうれしかったです」

 ―ペ・ソンウとマッチプレーのような一騎打ちだった。

 渋野「出だしからボギー打ってしまって。きょうもいつもみたいにガタガタ落ちていくのかなと思ったけど、2番でバーディーを決めて。きょうはちょっと違うのかなと思いました」

 ―それでも笑顔が光っていた。

 渋野「自分の中ではちょっと緊張してました(笑い)。最後は良かったぁ~、終わったぁ~!って」

 ―大会最年少優勝になる。

 渋野「私で大丈夫なんですかね? あはは! 私でごめんなさいっ!」

 ―同学年も活躍している。

 渋野「今年は優勝はあまり考えてなかったんです。でもきょうはだんだんと優勝したいという気持ちが芽生えて。先輩や同学年が優勝して、私も優勝したいという気持ちになりました」

 ―うっすら目に涙が。

 渋野「泣いたのは久々ですかね(笑い)」

 ―きょうは母の日。

 渋野「今回は父がきてくれて。お母さんはレギュラーツアーはきたことがないんですけど、電話して感謝の気持ちと『優勝したよ』って伝えたい」

 ―今後の抱負を。

 渋野「こんなに早く優勝できるとは思ってなかったんですけど、これから先、何年ゴルフできるか分からないけど、わたしもゴルフを引っ張っていきたいです」

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