松山は77の通算3オーバーで16位「3つ4つ伸ばせばいい勝負ができたが、できずに残念」


 ◆米男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米プロ選手権最終日(19日、米ニューヨーク州ベスページブラックC=7459ヤード、パー70)

 首位と8打差の6位からスタートした松山英樹(27)=LEXUS=は3バーディー、6ボギー、2ダブルボギーの77とスコアを落とし、通算3オーバー、16位で終えた。世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米国)と2人でラウンドした。

 松山は2番で2メートル半のバーディーを決め、大歓声を浴びた。しかし、3番パー3でボギー、4番パー5もパーにとどまり、5番ではショットが乱れ4オン2パットのダブルボギー。「(ポイントは)3、4、5番ですね」と振り返った。

 9番でジョンソンが第2打を60センチにつけるバーディーでニューヨークのファンから「D・J」コールの大合唱を浴びたのとは対照的に、松山は5メートルのパーパットを外しボギー。10、11番と3連続ボギーとなった。この日はフェアウェーを捉えたのは14ホール中6回、パーオンしたのは18ホール中6回と振るわなかった。

 ラウンド後は「結果論だけど、3つ4つ伸ばせばいい勝負ができたと思うが、そういうゴルフができなくて残念」と悔しがった。一方で、3日目まで上位につけ、メジャーの最終日に最終組の2組前の好位置で回ったことについては「久々に近い場所で、差はあったけど、雰囲気を味わうことができた。次の試合からもそういう位置でやっていけるように」と収穫を挙げた。「良かったものを持続して、悪かったものは直せるように」と前を向いた。

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