山口すず夏、畑岡奈紗と並び首位と3打差10位


 ◆米女子プロゴルフツアー ピュアシルク選手権第1日(23日、米バージニア州キングズミル・リゾート)

 今季から米ツアー参戦の山口すず夏(18)=環境ステーション=が5バーディー、2ボギーの3アンダー、68をマークして米ツアー3勝の畑岡奈紗(20)=森ビル=、横峯さくら(33)=エプソン=とともに、首位と3打差の10位で滑り出した。通算3勝の野村敏京(26)=Qセルズ=は2アンダー、69で29位発進。

 10番から出た山口は、後半に3バーディーと伸ばして好位置につけた。前半は2バーディー、2ボギーと足踏み。「ボギーを打ったところはドライバーを2回連続で左に曲げたが、後半はしっかり修正できた。それがいいスコアにつながったかな」と自己分析した。

 昨年の米女子ツアー最終予選会を36位で突破した新人プロは今季7戦目。2戦で予選落ちし22位が最高で賞金ランクは111位と苦戦している。今大会後には、シード権を持たない選手の出場優先順位の見直しが行われる。さらに、次週は予選会を勝ち抜いて出場権を得たメジャー、全米女子オープン(30日開幕)も控える。「もっとバーディーを取りたい」と調子を上げ、貪欲に上位を目指す。

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