原英莉花が首位発進! 黄金世代7人目のVへ「集中できれば勝てる」リゾートトラストレディス初日


1番、2打目を放つ原英莉花

1番、2打目を放つ原英莉花

 ◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第1日(31日、浜名湖GC=6560ヤード、パー72、観衆2911)

 初日を終え、スレンダー美人プロ・原英莉花(20)=日本通運=が6アンダーで単独首位に立った。1打差の2位には同じ「黄金世代」の河本結(20)=フリー=と渋野日向子(20)=RSK山陽放送=が続いている。

 渋野と三浦桃香の同世代3人で多くのギャラリーを引き連れてラウンドした原は、最初の1番パー4でいきなり6メートルのバーディーを沈めるなど、6バーディー、ノーボギーの66。確実にスコアを伸ばしたが、ホールアウト後の記者会見では開口一番「ナイスプレーの感覚がなくて…」と苦笑いした。その理由として「変に余裕があります。自分の現状を把握できている、無理をしてないというか…。落ち着いちゃったみたいな…。もっともっと挑戦できるんじゃないかとも思うけど、もっと調子を上げないと難しい」と説明。首位発進の喜び以上に、ショットが本調子でなく、自身の持ち味である攻めのゴルフがあまり出来なかったことが頭にあったようだ。

 それでもこのまま優勝すれば、波に乗っている黄金世代では7人目となる。フラットな今回のコースとは相性も良く「できることをしっかりやって勝てたらうれしい。変な余裕はこのまま変わらずに、1打に集中できれば勝てるんじゃないかと思う」と力を込めた。2日目の最終組は原、河本、渋野の3人に決定。上位を占める黄金世代トリオのプレーは大きな注目を集めそうだ。

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